



●新しい歴史を
副会長 青木 宏憲(23回生)
新しい歴史は私が赴任した、平成24年(2012年)から始まりました。
着任4月の校長面談(故15代石黒茂校長)があり、その場で「グランドを人工芝にできませんか」とお願いしたのが最初のきっかけでした。その話が順調に進み、広島県立広島皆実高校への視察や県への働きかけなど、同窓会会長の佐々木元彦氏をはじめ管理職方々にご尽力していただきましたが、難航した結果、実現は難しいという結果でした。
しばらくの準備期間を経て、熱田高校創立70周年記念に向けての準備のため、実行委員会が立ち上がり、その中で記念事業としてグランドの人工芝化事業が浮上しました。ための準備委員会や実行委員会を何度も開催し、いろいろな方々からのご助言をいただきながら、卒業生からの寄附事業(ふるさと納税)を企画し、紆余曲折を乗り越えながら、令和4年3月(2022年)に運動場の人工芝グランドが遂に竣工できました。愛知県下の公立高校では初の出来事でした。
令和4年6月に行われた体育祭当日は、明け方まで雨の降る天候でした。しかし、人工芝化効果に恵まれ開始予定時間は1時間程度の遅れで無事開催終了することができました。以前であれば、一度雨に降られると2~3日は使用できない状況でした。球技大会でも体育の授業でも、少雨であれば実施でき、生徒達も意欲的な活動に計画敵に取り組めます。
私は、今年で勤続12年目を迎えました。部活サッカーを指導し、全国大会へのチャンスが3回ありましたが、惜しくもそれをつかむことができませんでした。この環境を生かして、生徒達は今まで以上に高いモチベーションで切磋琢磨し考え、まずは愛知県を制して欲しいものです。
熱田在校のみなさん、高校時代はチャレンジの時代です。結果がどうであれチャレンジし続けてください。成功なら、さらなるチャレンジを。上手くいかなかったとしても、その経験が必ず活かされるときが来ます。長いようで短い3年間です、チャレンジ精神をもって充実した高校生活を送ってください。
卒業生のみなさん、いつまでも母校を応援し続けましょう。
(2023年9月1日)
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