趣意書
愛知県立熱田高等学校は、昭和28年に戦後初のモデル校として、鉄筋コンクリート仕様3階建ての校舎が建設されました。運動場は、愛知時計焼地跡のため、コンクリート雑石と雑草で荒れ果て、石拾いや整地等、関係者のご努力により整備されました。しかし、現状は傷みが酷く、特に雨天時の水はけは悪く安全面・衛生面の観点から大いに問題があり、早急に解決することが課題となっております。同窓会役員会で検討のすえ、出した答えが運動場の人工芝化です。
運動場の人工芝化を達成すれば、県内の公立高等学校では唯一となり、学校の特色化を一層推し進めることもできます。また、生徒にとりましても、体育の授業を始めとして、様々な学習活動・学校行事を通じて、より活動への意欲が喚起されることは間違いありません。さらに、地域のみなさま方に愛され、親しまれる高等学校として地域のシンボル的な存在になることと存じます。
「創立70周年記念事業」として、運動場の整備(人工芝化)を図り、教育環境の整備と人材育成のための援助を行うことにしました。
運動場の人工芝化を行う目的
1.昭和28年戦後初のモデル校『熱田高等学校』の価値をされに高める
・県内公立高等学校では唯一となります。
・生徒にとっては授業や部活、行事を通して「人工芝」での活動はモチベーションが上がります。
・進学先を選択する際の一助になります。
2.記念事業を通じて地域にも「人工芝」効果が波及
・美観がよくなる。地域の美観が良くなれば、安心・安全につながります。
・地域の皆様にも「人工芝」の上での活動を楽しんでいただけます。
・地域の子供たちもサッカーなど運動意欲も高まり、将来の「熱田高校生」を育てる場となります。
3.熱田高等学校卒業生の「母校への思い」を高めます
・「人工芝」になってきれいになったグランドや、生き生きと活動する在校生の姿に「母校愛」が高まります。
・「人工芝」は、「誰でも見える」ので、募金活動に関わった支援の実感がしやすい。
1.2.3.以外にも、実現すれば活用の仕方次第で、他にも良い効果が得られると思います。
人工芝化のメリット
- 季節の影響を受けることなく、冬でもきれいな状態で緑の景観を保つことができます。
- 芝刈りや雑草処理(草抜きや除草剤での処理)、肥料などの整備が不要で管理が簡単です。
- 砂ぼこりもたたなく、転んでもケガが少ないので、耐久性が良く安心・安全です。
現在のグランド
人工芝施設後のグランド(※イメージ画像)